知多市の襖(ふすま)の張替えに
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■鳥の子襖紙の種類
新鳥の子(普及品) |
上新鳥の子(中級品) |
鳥の子(高級品) |
手漉き本鳥の子(最高級品) |
世界の各地でさまざまな家屋の建築様式がありますが、日本を代表する家屋の特徴の多くが、襖ふすま障子という建具を使っていると言うことです。またその見た目だけではなく、気候風土にあったとても優れた建具であるということも言えます。古くは平安時代から日本人の生活に根付いてきたふすま障子ですが、現在でもその形を残しつつ、インテリアや機能性を活かして、和室だけではなく洋室の中にも取り入れられています。障子にはさまざまな機能性があります。
その特徴の一つとして軽いと言うことがあげられます。ふすま障子は引き戸に使われることが多いですが、軽いと言うことは毎日の生活の中で負担が少なくなると言うことにつながります。またこのほかには、障子は取り外しが楽にできると言うこともあげられます。軽くて取り外しができると言うことは、開放性があり、同時に融通性も兼ね備えていると言うことになります。このように作業をする上では、障子はとても便利な建具であるということがわかります。
また、ふすま障子はその保存債が高いと言うことです。すなわち木の枠の部分をきれいに保っていれば、中の紙が汚れたり破れたりしても張り替えることができるのです。これはとても経済的です。このほかにもたくさんの特徴があります。それは通気性や吸湿性、保湿性に優れていると言うことです。ふすまや障子には紙が上張りとして使われますが、この紙には多孔性があり、部屋の中の空気を自由に通すことができるのです。したがって部屋の中に湿気がこもったときには、外に出してくれるのです。ガラス窓には、部屋の中の暖かい空気が外に逃げないようにカーテンを付けることが多いのですが、障子の方がその効果が高いとされています。窓に障子を併用することで、窓からの熱の損失を抑えることができるのです。また日の光を効果的に取り入れることができます。障子に使われている紙の光の透過率は、40パーセントから50パーセントとなっています。したがって日当たりの良さを保ちながら日光を遮ると言うことができるのです。紙には光を拡散させるという力があります。これによって光が差し込んだところだけが明るくなると言うことがなく、部屋のたくさんの方向に光を拡散させることができるのです。したがって障子が使われている部屋は全体的が明るくなります。障子は光の半分を透過させて拡散させるので、その光はとても柔らかいものとなります。特に夜は障子が夜間照明としての機能も発揮します。障子紙に光が反射することによって、照明効果を高めることができるのです。
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日本古来から受け継がれている建具の一つに襖があります。絵柄も豊富にあり、大胆な色調を楽しんだり、個性豊かな雰囲気を醸し出すことができる建具です。襖の柄を変えることで、部屋の雰囲気が大きく変わってきます。
最近では多様な彩のものや、色彩にこだわりを感じられるものなど、多様な襖が登場しています。和の感覚を楽しむ方や、洋の雰囲気を演出することも可能です。お部屋に合わせながら様々な柄を選ぶことができる襖です。
襖も経年で色が変色したり、取っ手が取れたり、様々なトラブルが発生してきます。和室の外観を損ねるばかりではなく、使いにくい状況に陥ります。押し入れなどに使用する襖は、開閉が楽で、表面が美しい状態がベターです。
襖紙を張り替えることで、外観が蘇り、部屋の雰囲気も大きく変わってきます。襖を張り替えたり、建具の修理を行う専門業者では、お部屋にマッチする仕上がりを提案します。業社は様々な柄の見本を提示され、その中から選ぶことができます。
好きな柄を選択し、業社の方は丁寧に張り替えを行い、傷んでいる箇所は修繕を行いながら仕上げていかれます。お部屋にマッチする、職人が作った襖は、和室全体に温もりを与え、引き締まった美しい外観に完成されます。
愛知県の知多半島北西部にあるのが知多市です。知多市では平安時代後期のものと思われる出土品が数多く発掘され、梶廻間古窯出土品として文化財の指定を受けています。知多半島には数千基築かれたといわれている知多窯の中でも、これらの出土品は非常に重要な資料です。
これらの歴史的に貴重な出土品は知多市の歴史民俗博物館に展示されており、誰でも見ることができます。歴史と文化の街として知られる知多市では、毎年市民美術展を開催しており、市民の間に芸術を育む環境を作り出しています。
知多市は梅で有名なところで、毎年2月から3月にかけて梅祭りが開催されます。中でも佐布里池の梅祭りと梅林は多くの人で賑わいます。佐布里池のほとりには花のふれあい公園があり、知多市の自然と触れ合うことができます。
秋には日長神社の紅葉が見事な色のアンサンブルを見せてくれます。また日長神社の御馬頭祭りでは、鞍に御幣、標具巻をつけ、首かぶと、鼻当、尻駄負、障泥などで飾った馬の行列が街を練り歩きます。お囃子に合わせて行列するさまは知多市ならではの景観です。
また4月には岡田春祭りが行われ、3台の山車が勢揃いする賑やかなお祭りです。山車では人形の舞も楽しめますし、祭りの前日には子供会による数百個の提灯行列が笛や太鼓で参拝する様子は心が浮き立つ楽しさを感じることができます。