全国の提携店とのネットワークで、全国にお伺い致します。
鳥取県スピーディーに対応します!!
|
|
無料お見積りはこちらメールは24時間受付 |
無料お見積りはこちらメールは24時間受付 |
鳥取県と因州和紙
中国山地をその背梁とし、日本海に面した県「鳥取」では、これまで山地性の自然が産業の振興を阻んできたが、今やこの自然を生かす施策がうたれ、『全県観光県』を合言葉に観光立県が進められてきた。鳥取と言えばナシと砂丘のイメージが強いと思うが、大山と並んで鳥取砂丘は、正に象徴と言うべき観光地でろう。砂丘そのものに命は宿ろうはずはないが海鳴りに和して黄金色の輝き、またある時は薄ねず色の地肌を晒して見せる。風のささやき陽の陰りに息吹き絶え間ない変化を見せるその豊満なうねりに、ある人は月の砂漠を渡るメルヘンの世界に踏み込んだ感動を受けるだろう砂漠は訪れる人母との様々な哀歓と感慨を忠実に投影してみせるところであり、それゆえに誰もが引きつけられるのだろう。
(因州和紙)
鳥取県東部地方の和紙製造は。約300年前に農村の家内工業的な副業として始められた。この因州市の起源については、次のような言い伝えが残されている。寛永5年美濃国から全国を巡湯していた僧侶が、青谷町河原にさしかかった時に、にわかに病魔に襲われ病床にふする身と成ってしまった。素朴な村人は心から憐れみ手厚く看護した。間も無く真心からの手当てにより病気は全快した。僧侶はその謝恩のしるしに村人に和紙の製造方法を伝授し、また巡湯に旅立った。因州紙はこの時よりはじまったと言う。素朴な家内工業として始められた因州紙製造も、明治・大正時代に入ると、県及び製紙組合の指導育成により、ミツマタの栽培促進・品種改良・製糸方法の改善が行われた。現在では、近代設備の整った工場から各種平すき和紙が生産され、その使途は民芸品はもとより、実用品・化学・農業方面にまで及んでいる。