中郡大磯町の襖(ふすま)の張替え修理に
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■鳥の子襖紙の種類
新鳥の子(普及品) |
上新鳥の子(中級品) |
鳥の子(高級品) |
手漉き本鳥の子(最高級品) |
襖は、部屋を仕切る目的で日本古来の家屋で用いられてきました。何重にも重ねられた和紙を利用しているため、湿度や温度、風の通りを調節してくれます。また、感想している季節には水分を放出してくれる作用も持っています。さらに襖には断熱性があり、冬は寒さから、夏は暑さを防いで部屋の空調を快適にしてくれるため、四季のある日本にとって適した建具です。また利便性だけではなく、デザインの幅広さも魅力の一つです。襖は、襖紙を今までと違う柄や色合いのものに張り替えるだけで部屋の印象や雰囲気をがらりと変えることができます。大判の柄は華やかな印象、下半分に描かれる小さめの柄は落ち着いた印象になります。さらに襖紙だけではなく、引手も形や色などバラエティに富んでおり、好みに合ったデザインを探す楽しみがあります。襖は木や和紙など、自然の素材からできているため、ナチュラルで気取らず、落ち着きの空間を演出してくれます。ゆったりとした部屋を求める人にとってぴったりの、リラックスできる部屋をつくりだしてくれます。古来の知恵がつまった襖には、日本の調和にしかない魅力があり、機能性を兼ね備えながらもデザイン性やリラックス効果なども持っています。
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中郡大磯町(なかぐんおおいそまち)は、関東地方神奈川県の中央南部に位置する町です。町の南部は太平洋につながる相模湾に面しており、遠浅の海が広がっています。西部では同郡二宮町、北部から東部にかけては平塚市と隣接しています。
中郡大磯町の面積は約17km2、人口は約(2018年推計)人、人口密度は約1,800人/km2です。町の人口は1990年代まで増加を続け、それ以降安定しています。
中郡大磯町は、町の東西を東海道が貫通し、江戸時代には宿場町として栄えました。加えて温暖な気候のために、明治時代から保養地として注目され、避暑地・避寒地として利用されるようになりました。
このような大磯の町は国内要人の目に留まり、明治時代の中ごろから昭和初期にかけては彼らの邸宅や別荘が多く建てられました。特に、総理大臣を務めた伊藤博文、吉田茂が知られています。他にも、政治家では山縣有朋、西園寺公望、大隈重信、陸奥宗光、財界人では岩崎弥之助、安田善次郎といった大物たちが名を連ねています。明治時代の末ごろには、150戸以上の別荘が立ち並んでいたといわれています。現在も企業の施設として利用されているところは多くあり、さらにごく一部は一般公開されています。
吉田茂は総理大臣を引退したのち、ここ大磯で暮らしていましたが、なおも政界への影響力は強く、「大磯」は吉田茂の代名詞となっていました。中郡大磯町は、内外の要人も数多く訪れた土地でした。
明治の大物たちが愛した別荘の町、それが中郡大磯町です。