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畳の良さとメンテナンス

畳というとどうしてもイメージしてしまうのが田舎の家などではないでしょうか。近年では新築の建物ではフローリングの部屋が多くなっているため、和室を作っていない家では畳を必要としない家も増えてきてしまっています。ですが、やはり畳のある家はどことなく落ち着くと感じる人は多いのではないでしょうか。　そういった意味でとても感慨深い畳ですが、手入れをするというのは結構手間なことだということをご存知でしょうか。一般的に片面で2年から3年程度で寿命が来ると言われています。しかし、この寿命と言うのもしっかりと手入れをすることでかなりの期間延ばすことが可能となります。　まず、絶対条件としては畳の湿気を取り除くということがあります。半年に1度くらいで良いので、天気の良い日に畳の裏面を天日干しにしてやるといいです。大体5時間程度太陽の日差しに当てて、布団と同じように叩くとホコリも取ることができます。　畳を外すということは、結構労力を使うことでもあります。ですが定期的なメンテナンスを実施することで、畳の寿命を延ばしダニやカビなどの発生も抑えることができます。これらの作業を行ってくれる業者もいますので、年に数回程度はメンテナンスを実施するのがオススメです。

「障子戸」とよばれた最初期の襖

奈良時代や平安時代の初期まで、襖は衝立や板戸や几帳などの間仕切りと一括りにして「障子」とよばれていました。そのころの襖は現代のように開閉できる建具だったというわけではありません。　間仕切りとしての障子で、たとえその一部であっても開閉できるようになった存在が確認できるのは、平安京の天皇の住まいであった内裏の紫宸殿と清涼殿です。10世紀後半、西宮左大臣であった源高明が宮廷の年中行事について記した「西宮記」という解説書があります。ここには、「障子戸」という言葉が出ており、この「障子戸」が、衝立とは異なる、明らかに開閉しうる障子戸、つまり現在の襖であることを示しています。また、紫宸殿の母屋の北の障子も注目されます。この障子は、九つの柱間に設けられたものです。これまでの古い文献では、殿舎でも、貴族の邸宅でも、壁以外に内部で仕切るには、屏風・衝立・几帳など、どこにでも動かせる調度品しかありませんでした。このように、障子という柱間にしっかりと固定した間仕切りが現われるのは初めてです。しかもこの障子には、一間を除く計八間に、中国の政治家・武将の肖像が描かれています。肖像の上部には、その人物の功業を記した称賛が色紙形に書いて張り込まれており、そのために「賢聖障子」とよばれていました。これはまさに襖の先駆けですが、同時に「襖（ふすま）絵」の先駆けとも言えるでしょう。

襖を張替えて見た目の美しさと機能の高さを実感

建具の中でも美しさと機能を両立させている襖ですが、その歴史は非常に古く原型を辿ると奈良時代にまで遡ります。原型は紙ではなく布を利用した仕切りのようなものでした。平安時代の資料によると木を組んだものに紙を張った襖が登場しています。襖の機能として空間を仕切り、部屋の保温性を高めたり、吸湿性を高めたりという機能がありますが、ただ機能として襖を利用するだけでなく美しい絵を描いた調度品としての役割も持っていました。紙が高級品であることから貴族の間でいかに美しい襖を設置することがステータスのようになりました。国宝や重要文化財に指定されるほど日本が国として誇ることが出来るものである襖は、一方では庶民の間でも重宝されます。庶民の間で広く普及し始めたのは江戸時代です。張替える事で何度でも利用できるからです。明治時代になると西洋文化と日本文化が融合され襖も現代のサイズにも合うものに進化しました。そして現代でも襖は住宅に欠かせない建具です。基本的な構造は変わらないものの襖紙のバリエーションは多岐にわたっています。美しいだけでなく機能をたくさん持った襖紙があります。例えば日焼けに強い、空気清浄の機能を持つ、ペットの爪などの傷が付きにくいなどです。襖紙を張替える事でも部屋の印象を美しく保つだけでなく家自体を長持ちさせる効果が期待できます。張替える際には襖の構造や性質を知り尽くした職人に張替えを依頼しましょう。襖は張替えることで環境にも配慮する事ができるエコロジーな建具でもあります。これからも伝統を受け継ぎつつ進化する建具でもあります。

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住みよい環境の整う安芸郡府中町は人気のベッドタウン

安芸郡府中町は広島県にあるベッドタウンです。 周りをぐるっと広島市に囲まれているのが特徴の町で、 大変便利であることから近年こちらに移り住む人が多くみられます。
では、何がポイントとなって人口が多くなっているのでしょうか。
キーポイントになるのが一つは「マツダ」、そして巨大な「イオンモール府中」です。
この安芸郡府中町はとてもグローバルな会社の本社があるということでも知られています。 それが、自動車のメーカー「マツダ」です。
マツダの本社がこの安芸郡府中町に所在しており、多くの車を製造・開発する拠点となっています。コアな車ファンからは聖地化されており、
週末にはミーティングが開かれていることも。 そんな本社工場は見学ができるということもあって大変人気があり、事前のインターネット予約もすぐ埋まるほどです。
見学では実際に製造現場を視察できるほか、レアなマツダ車の展示なども豊富なので子供から大人まで楽しむことができる工夫がされています。
このように、安芸郡府中町にマツダがあることで、雇用も多く、町の人口も多いのですが、 もう一つの要因になっているのが
「イオンモール府中」の存在です。 イオンモール府中は広島の中でいちはやく大型のショッピングモールとして開業され、拡張や改修がその都度行われ、常に快適で何でも揃うほか、 コミュニティバスも随時行き来しており、アクセスが良好であることもあって多くの人が利用しています。
老若男女問わず暮らしやすい環境が整っている点で安芸郡府中町は魅力的な街になっています。 このイオンモール府中の存在が、多くの人を転入させるきっかけの一つになっていることは明らかです。 人口が増え利便性が増し、広島のベッドタウンとして将来性が期待できることから、まだまだ人気が続きそうな町です。