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和室に欠かせない畳は、天然の素材で作られており、しかも比較的寿命が長い床材として知られています。ただし、それには定期的にメンテナンスが必要です。このメンテナンスを行う時期は、部屋の使い方や環境によって違いが見られますが、おおよその目安が提示されています。まずは新畳を入れて3年から5年ほど経つと、特有の青さや清々しい香りが消え、ところどころに小さなキズや汚れが見えてきます。この状態になったら、畳業者に裏返しを依頼すると良いとされています。裏返しとは、表面の畳表を本体から剥がし、それを裏返して再度本体に貼り付ける作業です。これをするだけで、再び新品のような青さや香りが復活するのです。またそれから3年から5年経つとまた色あせて傷みが目立ち、畳に触れると繊維がつくようになります。こうなったら、今度は業者に表替えを依頼します。表替えとは、傷んだ畳表を剥がし、新品のものに張り替える作業です。表替えを行うと、見た目には全く新畳と変わらない状態になります。ちなみに、畳の本体部分は非常に丈夫にできており、条件が良ければ20年以上持つことも可能とされています。そのため、傷みがなければこの表替えの作業は何度でも行えるのです。しかし、それでもいつかは本体にも寿命がやってきます。畳同士の間に隙間ができる、カビ臭がする、踏むとハリがなくブカブカする等が見られたら修復は不可能であり、新畳への変更が必要です。
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岡山県は果物の産地として名高く、くだもの王国、として知られる。岡山で作られなかった、くだものはないとは、よく言われることであるが、岡山がそれほど果樹の栽培に適しているところである。気候が温暖で、日照時間が長いうえ、台風なども滅多にやってこない。ことにマスカットと桃、はその品質の良さで全国に知られ、日本の桃の歴史は、岡山県に始まるといわれるほどに、桃の歴史そのものも古い。ところが、桃についてはこの歴史の古さが災いして、最近では樹木の老朽化が目立ち、かつての生彩を欠いているのが現状である。生産量もかっては日本一を誇っていたが、現在は、めざましい増産を見せた新興地の山梨、福島などに追い抜かれされてしまっている。しかし、品質の優秀性、競合作物に劣らぬ収益性、中北部の栽培敵地など有利な点もあり、これをもとして、県では積極的な桃の振興対策をはかっている。南部既成産地では、産地の体質改善、中北部では大量生産方式による大型産地の育成などが対策の主なものである。桃にくらべ、ぶどうの産額は年々上昇しつつある。産地は、現岡山市内の旧西大寺市・旧津高町・旧上道町や山陽町など、県南東部の吉井川流域に集中しているが、ほぼ県の中南部一帯に分布しており、樹齢の若いぶどう園も目立っている。品種別では、キャンベル・ベリーA・マスカット・ネオマスカット・デラウエアなどが主なものである。郊外に広がるぶどう畑の眺めは、岡山の風物詩の一つともなっている。県北における畜産の歴史は古く、千屋牛・高山牛などの和牛は、早くから全国に知られてきた。しかし、肉牛の減少が最近では全国的な傾向にあるため、県では、肉用牛種畜生産基地の造成、さらに広大な北海道へ牧場設け、肉用牛の肥育を始めるなど各種の生産振興策を講じている。蒜山高原を中心とする北部の高原地帯には、近年大規模な牧野改良が行われ、ジャージー種を主とした乳牛が導入されて、大型酪農地帯がし出現している。この乳牛は、京阪神地域の大消費地の重要な供給源となっている。県下の牛の数は昭和61年で、乳用牛4万6,400頭、肉用牛4万1,000頭であった。また養豚、養鶏も盛んで、豚が7万5,700頭、採卵鶏7,087羽飼育されている。山陽新幹線の開通をはじめ、中国縦貫自動車道の整備など、交通網の発達によって、岡山県も大消費地の京阪神市場から2時間以内の時間距離となっている。このことを反映して、従来の米や麦を中心とする耕種農業にかわって、野菜や果樹・酪農など商品生産農業が伸びており、輸送農業から都市近郊農業地帯へと大きく変貌しつつある。また、マイカー時代に対応して、南の瀬戸内海沿岸、北の高原地帯など、山紫水明の環境を背景に、観光農業も新しい芽として伸びつつある。