マンションの畳は・・・・・お部屋にあった畳選びが大切です。 |
これからマンションご購入の方や、畳替えなどをご検討の方。ひとえに畳といっても材料、大きさ、厚さ、など色々な種類があります。購入してから「イメージと違う、失敗した」とならないようにある程度の知識を持って検討することをお勧めします。相談する時スムーズに話が出来ます。 ここでの情報をご活用いただければ幸いです。 <一般的なデザイン、種類>最近ではデザイン、種類も豊富で選択肢が増えました。よく耳にする代表的なものに以下のようあものがあります。 ●縁付き畳 いわゆる一般的に「畳たたみ」と言われているものです。 縁(へり)は素材、色、柄などを選ぶことが出来ます。 ●縁無し半帖畳 琉球畳、琉球風畳と呼ばれていいるものです。縁が無く正方形の半帖サイズが特徴で、見た目がすっきりとしてオシャレ感のある雰囲気が人気です。この辺りはよく見聞きするのではないでしょうか。 <特徴的なデザイン、種類>各社で取り扱っているものは様々ですが、他にも特徴的なものにこんなものがあります。 ●和紙畳(わしたたみ) 素材に和紙を使用したものです。変色しにくい。 ダニ・カビが発生しにくい。イ草と比較して強い。などの特徴があります。 ●介護用畳 介護を目的としたもので、車いす、ベッドにも対応した耐久性、滑りにくい、転倒衝撃の軽減(クッション性に優れている)などの特徴を持っています。デザイン性はありませんが、機能を重視した畳です。 <畳のサイズ>琉球畳は見た目にも大きさが違うのが明らかですが、畳のサイズには幾つか種類があります。マンション購入を検討されている方は広告で表記されている畳のサイズには注意が必要です。 ●五八間(江戸間、関東間)約176cm×88cm全国的に主流になっています。●中京間(三六間)約182cm×91cm 愛知、三重、岐阜の東海地方が主。 ●京間(本間間)約191cm×95.5cm 京都を中心に、近畿・中国・四国・九州までと幅広く使われていました。 ●団地サイズ 170cm×85cm 団地、マンションなどで使用されている事が多いようです。 <畳替え時期>古くなった畳は機能低下するとともに、衛生面でもよくありません。表替え(他に裏返し、新畳)をするタイミング、ポイントをあげていきます。 ●色あせ、少しの傷・汚れこの程度であれば裏返しで対応できます。 ●畳表が毛羽立って、粉が衣服に付く。タバコなどの焦げ跡がある。ジュース、コーヒーなどのシミがある。この辺りで表替えをお勧めします。 ●大きな隙間、凸凹している、臭いがする。こうなってしまったら新しく新調することをお勧めします。以上、簡単ですがこの辺りを知っているだけでも相談する時に困らないはずです。皆様の畳選びの参考になれば幸いです。 |