滋賀県守山市の襖(ふすま)の張替えに
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■鳥の子襖紙の種類
新鳥の子(普及品) |
上新鳥の子(中級品) |
鳥の子(高級品) |
手漉き本鳥の子(最高級品) |
襖紙の種類と価格について
襖紙には大きく分けて「鳥の子紙」と「織物」があります。それぞれランクがあり、予算や用途に応じて襖紙を選ぶことができます。 「鳥の子紙」の中で特に高級とされるのは、本鳥の子という襖紙です。控えめな光沢があり見た目も上品ですが、下地や施工には特に気をつける必要があります。標準的な図や無地の場合、値段は約9000円から14000円、上質な本鳥の子だと65000円するものもあります。 本鳥の子が手作業で漉くのに対し、鳥の子は機械で漉きます。機械とはいえ風合いは手漉きの襖紙に近く、大きく見劣りするわけではありません。価格は標準的なもので1450円から4000円ぐらい、4枚続き柄の場合はもう少し高めになります。 新鳥の子は襖紙の中で最もリーズナブルで、850円ぐらいから購入できます。柄付けなども機械で一貫量産しているため、他の襖紙より価格を抑えることが可能です。 「織物」の襖紙には上級、中級、普及版があり、ドビー織で糸目が詰まった上級は最低でも3000円、高ければ30000円もします。中級はレーヨン糸やスラブ糸で織られていて、価格は約2000円から5000円です。織物の中で最も安い普及版の襖紙は、スクリーン印刷機などで加工されます。レーヨン糸やマニラ麻糸で織り込んでいて、2000円以下で手に入れることができます。
源氏物語絵巻の中に見てとれる障子・襖ふすま
源氏物語は日本の物語文学の最高峰として古くから尊重されたため、印刷技術の未発達な当時のことだから、いちいち筆で書写するより他なかったのだが、よほど読者が多かったと見えて早くから驚くほど多くの書写が行われて、絵画化も近世に至るまで絵巻・草子・色紙・屏風など数えきれないほど制作されている。ここにあげるのはその内でも最古の作品であり、絵巻様式として現存する作品の中でも最も古く、しかももっとも優れている「源氏物語絵巻」である。詩書・絵画共に現存するのは徳川美術館に十五段、五島美術館に四段、その他では東京国立博物館に絵画のみで補彩の多い一段と諸方に詩書の断簡が分蔵されているのみで、残っているのは物語としてはどちらかと言うと後半の巻巻に偏っている。絵画化と言っても長編のことであるから、もとは「源氏物語」全編五十四帖の各帖から一〜三場面ぐらいづつを抜き出して、その場面に相当する本文を美しい料紙に書写させて詩書とし。その後に一紙分の絵画を添えたものである。おそらく貴族達が二巻づつを分担して、それぞれが絵師と書の上手に制作させ、全体は十巻か十二巻に仕立ててあったのだろうと推定されている。この絵巻のなかで、障子ふすまにスポットをあてると、「柏木」の第二段で、山水を描いた引き違いの障子が見える。画面に障子の各面に全体は現れていないが、紺地に模様を織りだした縁を付けている。ただ、この段では、障子にも屏風にも色紙形は見えない。母屋・廂ともにここでは見える部分の全体に畳たたみが置かれていることは、この時代からふすま障子と畳たたみの関わりが見えてとれる。次に横笛の夕霧が妻の雲居雁と住む三条の邸に見れる。ここでは、唐屏風のやや大ぶりの構図の山水を描いた引き違いの障子がある。また同じ絵師の作と見える山水を描いた引き違いの障子もあり、その上の欄間に図柄の接合するような飛雁などを描いた嵌めこみの障子があることは注目される。当時の障子も高さは六尺あたりであろうので、それと天井との間、つまり欄間に嵌めこむ為の小障子があってしかるべきではある。「宿木」第三段の二条邸の対屋で中の君の前で夫匂宮が琵琶を弾く場面にも同じように欄間の障子が見える。作期は遅れるが「寝物語絵巻」で段簡には唐紙障子で欄間にも同じ文様の唐紙を張った子障子がある。これが今で言うところのふすまになる。
襖とは、木で骨組された両面に紙や布を張ったものです。更に、縁や引出が取り付けられており、和室の仕切りに使われています。襖の寿命は10年程度と言われており、障子と比べると長持ちします。よって、頻繁に張替えを行う必要はありません。<br/>
しかしながら、全く張替え等のメンテナンスを行わなくて良いというわけではありません。10年を目途に襖の紙を張替える必要があります。紙の張替えは私たち素人には難しいので、業者さんや専門家に任せることが大切です。何故、自分たちで張替えてはいけないかと言うと、襖の構造は複雑でデリケートだからです。したがって、多くの種類の道具が必要になりますし、知識も豊富になければなりません。よって、私たちではメンテナンスすることができないのです。襖を張替えた後の注意点は、湿気です。湿度の多い部屋だと、湿気を吸って伸びてしまいます。適度に換気をして湿度を下げることが重要です。よって、和室はこまめに空気の入れ替えをし、襖が湿気を吸わないようにします。以上の事から、襖の寿命は約10年です。10年前後経ったら、業者さんか専門家に頼んで襖の紙を張替えてもらいます。張替えてもらった襖を長持ちさせるには、換気をこまめにすることです。湿気を吸って紙が伸びないように気を付けます。これらを徹底することで、和室の現状を維持できます。
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滋賀県守山市は、琵琶湖の南に位置するのどかな市です。そんな守山市の名産は美味しい農産物です。なかでも全国の果物好きの方から一目置かれているのが守山メロンです。守山でメロンが名産となっている要因は、ひとつは日中暖かく、夜間は涼しいという守山の気候がメロンがよく育つ条件に沿っていること、そしてもう一つは守山のメロン農家の方々が豊富なノウハウを持っておられるからです。ハウス内の温度管理や、最も糖度の高くなる早朝に収穫するなど、プロの知識と腕が守山メロンの価値を全国に誇る名産にまで高めました。守山メロンをプレミアのある名産品としている理由の一つに、その販売体制があります。守山市内のひとつの直売所でのみ手に入れることができるため、シーズンになると、この名産品を求めて全国から守山に集まったファンが行列を作ります。それだけ名産品として確固たる地位を築いていることがうかがえます。この守山メロンを使用して作られたメロンワインなどの加工品もまた、名産となっています。守山は伝統工芸も盛んな土地で、なかでもその美しさと独自性が特徴の名産品が大津絵十人衆土鈴です。大津絵は大津の名産として古くから伝わる絵で、はっきりとした色合いで表情豊かな登場人物たちを描いたものです。なかでも人気のあるキャラクター10人を、土を焼いて作った鈴である土鈴に仕立てた名産品を、守山市内の工房で作っているのです。現代風に言えば大津絵は当時の漫画であり、土鈴はフィギュアであるととらえられます。白く焼き上げられた土鈴は非常に塗料の乗りと発色がよく、単なる名産のお土産ではなく、美術品としてすぐれており、お部屋に飾ると華やかな雰囲気を演出してくれます。お部屋で土鈴を目にするたびに、守山に思いを馳せることができます。琵琶湖の名産と言えば、豊富な淡水魚を加工した食品です。守山でもまた、琵琶湖でとれた小鮎やゴリといった魚を名産の佃煮に加工しています。保存性がよく、ご飯のお供に最高であるため、ご贈答用にどなたに送っても喜ばれる名産品です。かつては全国的に食べられていた淡水魚ですが、現在は食べられる機会が減っています。日本古来の食文化を今に伝える意味でも、価値のある名産品が守山から発信されていると言えるでしょう。守山市の新しい世代の名産品として挙げられるのがお菓子です。前述したメロンのほかにもさまざまなフルーツを名産とする守山市の強みを生かした商品といえます。もりやまポテト、梨のかくれんぼなど、ネーミングも守山市のひなびた雰囲気をよく表しています。このように守山には豊かな土地を生かした名産品、伝統の技を生かした名産品のほか、現在も創意工夫によって新たな名産品が生まれているのです。