
東京都北区スピード対応!!
(画像はイメージです)
【サイズについて】
【襖障子網戸】三六尺とは、幅900mm×丈1800mmの大きさです。
【畳】五八間とは、幅880mm×長さ1,760mm
このサイズまでが基準です。
襖の天袋や障子の欄間については、お問合せ下さい
幅広や丈高については、お問い合わせ下さい。
畳は本間(京間)等については、お問い合わせ下さい。
ご注文は畳は4帖半から襖、障子、網戸は2枚からお願いします。
住まいのリフォームも承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
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日本の気候風土の特徴は、世界的に見ても類の無いものと言われています。
まず、夏は高温多湿である事。近年よく夏場に集中豪雨が続き、夏場の台風は大雨を連れてきます。日本では、年間を通じても雨は1,800mm程度降りますが、欧米では500mmから800mm程度、世界の平均でも700mm程度に過ぎません。
そして一転して冬場の気候は低温乾燥と成り、季節によって気候条件は大きく変わるのが日本の特徴なのです。先人達は、そんな気候の中で知恵と工夫を重ねて、世界に誇れる畳やふすま、障子などを創り上げてきました。
また、近年様々なアレルギーが私たちを悩ましていますが、欧米の生活様式や機密性の高い住宅がそのまま、日本の生活様式の中に入って来たことで、気候風土との少しづつのミスマッチが重なったことにも一因が有るのではないでしょうか。
特に畳には、保温断熱効果や調湿効果があります。密閉性の低い日本家屋の中にあって冬場の保温や、夏場の涼しさを助けてくれます。また近年の研究で、畳1帖で約300〜500ccの水分を吸廃出する事や二酸化窒素やシックハウス症候群の原因とされる化学物質を吸着してくれる事が分かっています。
また、畳は適度な弾力性で転んだときの衝撃を和らげたり、騒音や振動の軽減も期待できます。実に畳は、人(特にご高齢の方や小さなお子様)にやさしい内装品なのです。
また、襖や障子にも断熱や湿度の吸収、放出や異物の吸着効果の点で共通の能力がある事も分かっています。
私達はこの優れた畳、ふすま、障子を継承していきたいのです。
その為には、今後ますます進むと思われる、洋式のインテリアとも上手く融合出来るように畳や襖を工夫する必要も有るでしょう。また、重要な問題としてお部屋のバリアフリー化があります。畳や襖、障子をそのまま使いながらのバリアフリー化をもっと工夫する必要もあります。畳の弾力性は、転倒事故の際に人に対する負荷を和らげてくれます。 これは、畳や襖の大きな長所でお年寄りや小さなお子様の居られるご家庭では大変重要な畳やふすまの役割だと思います。
そしてこの優れた畳、襖、障子の新たなる普及の為、コストの圧縮を図り、高品質を保ちながらも出来る限りお求め易いお値段で畳、ふすま、障子作りを追求し続けています。
畳のメンテナンスについて
畳は日本の伝統的な室内の床です。非常に吸湿性にすぐれ、また温度調整能力や保温性にすぐれた、日本の高温多湿の気候に合った床のあり方です。畳はウレタンや藁で出来ている畳の中身を畳表が包む形で出来ていて、畳表を通して室内の湿気を吸い取ったり、逆に畳が持っている湿気を室内に放出したりして湿度を調整しています。畳は呼吸しているのです。だから、畳の上にカーペットなどの塞ぐ物を置かないことが大事です。
畳は畳表と畳の中身をかなり太めの糸で縫って繋いであります。そして、畳の縁にあたる部分でそれを補強しているのです。昔は手縫いが主流でしたが、今は業務用のミシンで縫われることが多いです。手縫いの場合は、かなり体力と根気を要する作業が強いられます。手縫いの際はものすごく大きい針を使います。そうやって糸でしっかりと畳の中身まで貫通させるのです。ミシンが主流になった今でも針は太くて大きいです。
畳は出来れば毎年畳表を替えましょう。古い畳表は破れやすくなったり、湿度を上手く調整できなくなります。そしていろいろ、虫食いや腐敗等の住居によくない状態になります。悪い空気を改める能力があるのですが、それも落ちてきます。そしてマメに虫干しをしましょう。それだけで寿命が長くなります。虫干しは日が当たるところに2、3時間も干して乾燥させましょう。それだけで新品と同様になります。
それから畳に水分は禁物です。水拭きはやめましょう。仮に水をこぼしたり、濡らしたりした場合には乾いた布で拭き、水分を残さないようにしましょう。ほこりなどは、掃除機で吸い取るか、あるいは箒等で掃いて、ちりとりなどで取るのがよいでしょう。常に表面を乾かしておくのも大事です。意外と乾燥には強いので、むしろ湿気の方が大敵です。もし、乾いた布で落ちない汚れがあったら、重曹をしみこませた布を固くしばって拭きましょう。
畳は常に呼吸しています。部屋の換気を忘れないようにしましょう。換気は1日に数回、朝と夕方ともう一回くらい、した方がよいでしょう。換気をまめにすると、畳の湿度を調整する能力が増します。フローリングの床よりも、空気をきれいにする能力があるので、呼吸器等にハンデがある人には良いでしょう。それから直に布団を敷くので、ベッド等のやわらかいマットレスよりも骨格に影響が出ない眠りを保証してくれるというメリットもあります。
平安時代に生まれた畳は部屋の一部に使用され、室町の書院つくりでは部屋全体に畳が使用され始めました
現代的な日本家屋の起源を探していくと室町時代の書院つくりに行き着くとされています。書院つくりの建物は床の間のある座敷を指すだけでなく、武家が好んで立てた建築様式そのものを指すとも言われています。いくつか共通する条件として、建物内を仕切るのは引き戸の建具を使用している、室内は畳を敷いている、天井に板を張っている、住民が生活する場所と客室がわかれている、客室には床の間があり、違い棚・座敷飾りなどを設置して迎える準備をしていることなどが挙げられます。
室町以降の日本家屋や建築に大きな影響を与えた書院つくりの建物で、必ずあるのが、襖と障子、そして畳です。襖は、家屋内を区切るために使われるもので襖障子とも言います。歴史ドラマなどで必ず見かけることができ、左右に滑らせて移動し開閉させます。武家屋敷やお城のような何10帖もあるような部屋であれば、襖障子の数も大幅に増え、大きく開放したり、完全に区切ったりすることができます。障子は家屋内と外を区切る窓の役割をしており、平安時代に明かりを取り入れるために生まれた明障子が起源と言われています。
襖と障子、それぞれ日本の風土や生活環境に合わせて生まれましたが、もう一つ書院つくりの建物で欠かせないのが畳です。元々の障子は唐から日本に入ってきたものですが、畳と襖は日本で生まれたものです。そんな畳は地域の風土と切っても切れない関係にあり、世界に類を見ない日本独特のもので、古来の畳は、単にわらを積んだだけと考えられており、平安時代からその規格化が進んだと言われています。初期の頃の畳は、部屋全体にではなく、公家や貴族が座る場所や寝床など必要な場所にのみに畳を使用していることが、当時の公家の生活を描いた絵画などで確認できます。
畳の素材は、現在と同じイネ科の多年草の葉と茎やい草を使用しています。当時の畳は筵のようなもので5~6枚を重ね、い草で作った畳表をかぶせて錦の縁をつけて固定し使用しています。今とは作り方や形こそ違いますが、畳の原型であり、書院つくりの建物ではこの畳を殆どの部屋で使用していたのです。また、現代では地域によって畳の寸法が違うことがあります。例えば、京都・大阪以西のほとんどで使用される京間・本間・関西間寸法、愛知・岐阜等で使用される中京間、関東・東北地方・北海道などで使用される江戸間・関東間・田舎間・五八間がそれです。
各地域の生活や風土によってかわる畳の材料であるい草は、日本最古の医書に薬草として記録もされており、自然の魅力を生活に取り入れる事のできる点が大きな魅力で、真新しい畳の自然の香りが好きな方もいるほどです。最近では、畳表に使用するい草の持つ天然の抗菌作用が注目されており、サルモネラ菌や黄色ブドウ球菌などへの効果が確認されています。さらに、気になる足の匂いを軽減する作用もあるという研究もあり、毎日の生活で気なる安全と安心に強い味方になると考えられています。畳は、日本独自の敷物で平安時代に生まれ、室町時代には部屋全体に、そして現代ではそれぞれの地域や風土、住民の生活に合った形で利用されているのです。
襖の張替えに必要な資格
襖の張替えに特別な資格は必要ありません。まったくの素人でも、学生アルバイトでも襖の張替えはできますし、襖屋を開業しても問題ありません。ただし襖に関する国家資格としては、表装技能士や建具製作技能士が設けられています。これらの資格は国家試験に合格しないと取得できず、資格のない者が技能士を名乗ると法律により罰せられます。表装技能士には1級と2級があり、学科試験と実技試験が課されます。実技試験は表具作業と壁装作業に分かれます。伝統的な襖の重ね張り作業などが、課題として出されます。建具製作技能士には木製建具とアルミ製建具のカテゴリーがあり、木製建具はさらに手加工と機械加工に分けられます。いずれも1級と2級があります。このほか職業訓練指導員(インテリア科)や、伝統工芸士といった資格も、襖の製作や張替えに関係してきます。もちろん資格がないから悪徳業者だというわけではなく、良い仕事をする業者もたくさんあります。しかし国家資格を持っていることは、高い技術力の証明になります。資格は責任感に繋がりますから、いい加減な仕事はできないでしょう。大切な襖の張替えを依頼するときは、資格の有無も業者選びの参考になります。
江戸時代には行楽地だった北区の魅力
日本の首都である東京は、多摩地域と島嶼部それに23の特別区で構成されています。23ある特別区は、東京23区と称されることが多く、北区はその内の一つです。人口は、35万人弱の北区ですが、昼夜間では多少の差が生じます。これは昼間は、北区で働くための労働者が区外から入ってきますが、逆に北区から区外へと出ていく労働者もいるからです。そして入る人数よりも出ていく方が、わずかな差ですが多くなっています。東京首都圏を代表する公共交通である山手線エリアに、北区の端にある田端が入っています。埼玉県の県境に接していながら、山手線エリアにも入っているのは、23区の中では北区が唯一なのです。区の中を、大まかに分けると5つで、それぞれに特色があります。例えば鉄道が集中しているのは赤羽ですが、行政の中心は王子で、下町情緒がある十条、高級住宅街の西ヶ原、そして山手線が走る田端です。経済の基盤にあるのが、工業ですが北区が現在に至ったのは、江戸時代末期に滝野川反射炉が設営された事に端を発します。現在も北区王子には、多数の印刷工場と食品関連の製造工場が操業しているのです。江戸時代には、中心地ではなかった感のある北区ですが、江戸近郊の行楽地として知られていたのです。特に北区王子にある飛鳥山公園は、当時の浮世絵の画題にされるなど古くから愛好され、今でも区民に親しまれています。
北区は東京23区の北部に位置し、荒川を挟んで埼玉県に隣接した区です。都内で一番JRの駅数が多く、区内のほとんどの住宅地が駅から徒歩圏内という恵まれた区です。宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、埼京線、京浜東北線、山手線が走っていて、駅は、尾久駅、赤羽駅、板橋駅、十条駅、北赤羽駅、浮間舟渡駅、田端駅、上中里駅、王子駅、東十条駅などがあります。北区は交通の便がよいため、住宅地でもあり、たくさんの人たちが住んでいます。
北区には魅力的な場所が色々
北区には公園もたくさんあり、特に王子駅前にある飛鳥山公園は桜の名所としても有名です。たくさんの花見客が訪れます。しかし、桜以外の季節もたくさんの散歩客でにぎわいます。子供たちにとってのよい遊び場でもあります。広い敷地内に遊具や水遊び場があり、のびのびと遊ぶことができます。また、飛鳥山博物館や紙の博物館、渋沢資料館の3つの博物館も存在します。渋沢栄一の旧邸も園内に残されていて、国の重要文化財に指定されています。
北区は子育てに力を入れています。「子育てをするなら北区が一番」を目指し、様々な事業を実施しています。子育て福袋の配布や赤ちゃん訪問など終業前までの子育て支援が充実しています。また、家族世帯住み替え時の家賃助成も魅力的です。北区に住民登録をしていて、18歳未満の子供2人以上を扶養しているファミリー世帯に北区内賃貸住宅から転居して来たときに家賃助成が行われます。また北区では任意予防接種の充実や、高校生の入院費までの医療費助成を拡大させるなど様々な取り組みを行っています。
北区にはトップレベルの競技者用トレーニング施設の味の素ナショナルトレーニングセンターや、障碍者専用のスポーツ施設である東京都障害者総合スポーツセンターがあります。味の素ナショナルトレーニングセンターは、屋内や陸上のトレーニングセンターや宿泊施設があります。利用対象者は強化指定選手や中央競技団体の推薦を受けた選手になり、世界で戦う様々なアスリートが利用しています。トップアスリート交流スポーツ教室も開かれていて、北区はスポーツに力を入れています。
北区は東京23区の中でもあまりメジャーとは言えないと思います。高齢化が進み、人口は減少してきていました。しかし、最近はマンションがたくさん建ったり、育児に力を入れたりすることで、人口は増えつつあるようです。また人口当たりの高校生数が23区内中第6位と高水準です。また、飛鳥山を主とする桜の素晴らしさや、田端にかつて著名な文豪たちが住む文士芸術家村があったことなど、注目すべき点はたくさんあります。これからまだまだ発展する区だと思われます。