脳に直接働きかける物質それは向精神薬。アルコールもニコチンもカフェインでさえ・・・・・

今まで、煙草のニコチン、酒のアルコール、お茶のカフェインなどに依存してきた私にとって、それら実態を知るにつれ本当に怖くなって来ました。
メカニズムは全て同じです。
つまり、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが脳内の信号をやり取りするシナプスに受けた信号により、際限なく放出されだして興奮状態になったり、麻痺状態に成ったりしてしまいます。
このシナプスに働きかける物質が向精神薬なのです。ニコチン、アルコール、カフェイン、コカイン、モルヒネ、睡眠薬、覚醒剤等々があります。
聞くところによるとアルコールはヘロインの次に強い中毒性があるようです。
怖いのは人は耐性が働き、段々と強いもので無いと効かなくなる事。
その物質が効いている状態でなくなると、あらゆる禁断症状に悩まされ
我慢できなくなり、また繰り返して摂取してしまうと言う、いわゆる依存症に成ってしまう事です。
カフェインやニコチン等は相当大量に摂取しなければ症状が現れませんが
衆知の通りコカイン、モルヒネ、覚醒剤などは非常に危険な物質です。
しかし緑茶やコーヒ-で中毒症状に成るまで飲む事は普通では考えられません。しかし沖縄の牛と牛とを闘わせる闘牛では、開始前に大量のお茶とその葉を食べさせるそうです。実際その効果で牛は、猛烈に興奮し闘争心むき出しに成るそうです。カフェインも二コチンも大量に摂取すれば命の危険にさらされます。
最近良く耳にするのが、取り締まり対象外の化学物質を混ぜた脱法ハーブですが、2009年頃より日本国内で流通し始めたそうです。しかし薬事法で体内への摂取を目的とする未承認の薬物の販売は禁止されている為、
鑑賞の為やアロマテラピーを目的と称して販売されだしました。
これらの脱法ハーブは、身体への影響等が未確認のものも多く、いわゆる禁止薬物より危険だとも言われています。2012年に脱法ハーブを吸引して自動車で商店街を暴走して、重症者をだした事案は記憶に新しいものですね。この容疑者も脱法ハーブの向精神薬作用により、幻覚症状の状態に成っていた様です。
この混ぜられる化学物質と言うのが曲者で、化学式を少しづつ変えることで、法律の網目を抜けて来ました。そこで酷似した化学式のものは一括して規制する包括規制の方向に法律の整備が進められています。
本当に向精神薬とは、使い方を誤れば怖いものです。
正しく使えば手術の際の麻酔薬やガンの痛みを和らげるモルヒネ、精神疾患の患者の為の睡眠薬等々私達の役にたっているのですが。
正しく使わない場合のこれらの怖さを心するべきでしょう。

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