究極のパンは、フランスパンだと思うのですが。

フランスパンにオリーブオイルを付けて食べる提案が最近では、スーパーの店頭でも見かけますね。油脂分は入っていないフランスパンにオリーブオイルをつけて食べるのは、デニッシュ食パンに、バターを塗って食べるよりは、はるかにカロリーは低くヘルシーだと思います。
本来フランスパンは、小麦粉と水、塩だけで作るパンです。生地と生地の間にシート状のバターを幾層にも挟んで作るデニッシュやクロワッサンとは、対極にあると言えます。
市販品の中にはモルトとビタミンCが入っているものが多いのですが、モルトは、麦芽糖のことで、糖分はパンを焦がし焼き上がりを良くする為です。たとえば食パンに砂糖を入れずに焼くと真っ白い食パンが出来上がります。それとビタミンCは成形しやすくする為で、どちらも身体には悪い影響は無いと思います。
そのシンプルなフランスパンは、ミルクや卵アレルギーなどの方にも食べられます。しかし私はこのヘルシーさよりも、小麦本来の風味が大好きでよく食べます。しかし中々このシンプルなレシピのフランスパンには出会うことが出来ません、何らかの添加物が入っているようです。小麦の風味だけが口の中に広がると言う感覚に巡りあうことが少ないのです。20年ほど前に、西宮市内で買って食べたフランスパンは、真さにこの原点のフランスパンだったと思います。その後デパ地下のパン屋さんが話題に成り、多くの本格的な店が出店し、質の良いパンが手軽に手に入るようになりました。 その後芦屋市の「ビゴの店」を筆頭に神戸三宮や西宮に多くの本格欧風パンの店がある事を知り、遠方でしたが毎週の様に買いに出かけたものです。
そして私は特に小麦の他にライ麦を練りこんだパンがお気に入りに成り、色々な店を捜し歩いたものです。このパンはくるみやレーズンを練りこんでいるものを良く見かけますしこれもこれでまた非常に美味しいものです。
話をシンンプルなフランスパンに戻します。
フランスパンの呼び名は、大きさにより様々あります。大きなものから パリジャン、バタール、バゲット、フィセルなどが代表的なものですが、小麦粉は普通のパンに使われるグルテンの多い強力粉ではなく薄力粉との中間の中力粉を使います。また焼く前に表面に細い切り込みを入れておき、焼成過程でパンが膨らむ際にこの切り込みがクープと呼ばれるが美しい曲線を描きます。
この形がパンの出来不出来の目安に成ります。あくまでも目安ですが。
バターたっぷりの食パンも美味しいのですが、フランスパンの素朴な美味しさは飽きませんし、食べるほどに好きに成ります。究極のパンだと私は思います。

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 思うのですが。