最近良く耳にする‘ウルトラブック’とはなんだろ~
ウルトラブックとはインテル社が定義した条件を満たすパソコンのことです。簡単に説明しますと、持ち運びしやすい薄くて軽い、電池が長持ちするノートパソコンを指します。2012年辺りから主要なパソコンメーカーから色々なウルトラブックが発売され、家電量販店でも目にする機会が多くなりました。様々なウルトラブックが発売されているため、好みに合わせて選択することができる環境が整いました。
ウルトラブックの特徴として起動が早いことが挙げられます。パソコンの電源を入れて素早く使用できる状態になることがウルトラブックの条件です。一般的なパソコンにはハードディスクが用いられますが、SSDというパソコンの起動を早くする部品をハードディスクの代わりに用いることによりウルトラブックが素早く起動するように工夫されているモデルが多いです。SSDを用いることにより動作が早くなることも大きなメリットです。 次に挙げられる特徴としてバッテリーが長持ちするよう工夫されています。 ウルトラブックのCPUには消費電力が少ないものが搭載されており、省エネ、長時間のバッテリー駆動を可能にしています。長時間ウルトラブックのバッテリーが持つため外出先でバッテリーが切れることを心配することが少なくなりました。安心して外に持ち出せる、長時間のバッテリー駆動はウルトラブックの大きな特徴と言えます。 ウルトラブックの見ればすぐにわかる特徴として、薄くて軽いことが挙げられます。ただ単に薄くて軽いだけではなく、素早く起動しバッテリーが長持ちし、かつ薄くて軽いことがウルトラブックの特徴です。どれかがかけていてはウルトラブックの条件を満たさず、持ち運びするのに最適とは言えません。ウルトラブックは持ち運びをするために考え抜かれたパソコンと言うことができるでしょう。 ウルトラブックが持ち運びのしやすさを実現するために失ったものもあります。例えば、DVDドライブを装備していないモデルがほとんどです。軽量化のために必要不可欠ではない部品はカットされています。また、ハイエンドのパソコンと比較してCPUの処理速度やメモリの容量は劣ります。省電力を最重視したためですが、ハイエンドのモデルと比較した場合で通常のパソコンよりもウルトラブックの性能が劣るというわけではありません。 |