11月には大阪を中心に関西文化の日が開催されます

秋といえば芸術の秋、食欲の秋、運動の秋といいます。秋は一年で一番過ごしやすく、何をしても集中できるシーズンであります。そんな秋には欠かせない芸術の秋について見ていきましょう。毎年11月の第3土曜日と日曜日には大阪府と大阪市を中心に関西文化の日というものが開催されます。これは大阪付や京都府など関西地方2府8県内の美術館や資料館、博物館までが誰でも無料で入館できるのです。関西文化の日は、さかのぼること10年前に文化庁のスローガン「関西の文化事業から日本を活性化していこう」と立てて開始されたのです。関西は日本有数の文化と芸術に深いこととして知られています。奈良県や京都は古くから古都として知られ、日本で一番最初に芸術が根付いた場所でもあります。鹿でお馴染みの奈良公園内に点在するお寺は、多くの仏像とともに絵巻物などの芸術作を見ることができます。また京都市内には、多くの世界遺産があり、芸術作も多いことで有名です。また今年式年遷宮で賑わいを見せている伊勢市や世界遺産熊野古道で有名な和歌山県は古くからの歴史と文化を開花させてきた場所です。関西の発展の中心都市大阪府は古くから経済の中心地としてしられています。参加しているところは2府8県でありますが説明していきましょう。北から福井県、三重県、滋賀県、和歌山県、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、徳島県、鳥取県と政令指定都市として指定されている京都市、大阪市、神戸市、堺市です。また参加企業団体はのべ107団体450施設です。数え切れないくらいあるので、11月の第3土曜日と日曜日だけでは、どんな交通手段をつかってもまわりきることができません。その中から一部の施設をご紹介していきます。国立国際美術館は、1970年に開かれた大阪万博の跡地に建設され、1977年に国内でなく海外からも現代美術の発展をスローガンに、作品を集め展示してきました。フランスにある国立中世美術館からも多くの絵画が送られ、展示されています。科学の面では、大阪市北区にある大阪市科学館があります。ここでは、最新型のプラネタリウムにより星空をより本物に近い形で映像化して見ることができます。たくさんの星が集まった天の川を表現したり、三日月の夜の薄暗さから星を眺めた時のようにシチュエーションも細かく再現しています。ここではほかにも、サイエンスショーを開いたりイベントを多数しています。芸術の秋に大阪を含めた関西地方へ行って資料館や美術館を訪れてみてはいかが。

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