大阪は道頓堀の道頓堀角座も25年7月に復活!
天満天神繁昌亭も賑わっています
大阪のお笑いと言えば天下の吉本興行が全国的に、有名ですがここのところ頑張っているのが、松竹芸能です。かってはそうそうたるメンバーが舞台を賑わせていました。
上方落語の聖地でもありました。それに藤山寛美が率いる松竹新喜劇は、もうお笑いの域を超えて大阪や日本を代表する芸能でした。
ただ時代の流れについていけなかったのか、次第にその神通力も衰えをみせ吉本興業の新時代のお笑いにとって変わられる様に成りました。
私の好きな上方落語も独自の寄席を作りそれぞれで落語会を催す様に成りました。
ホームグランドの大阪の道頓堀角座も昭和59年に閉鎖されてから映画館になり、非常に寂しい思いをしました。
しかし今年平成25年7月28日、大阪道頓堀の角座ビル跡地に「DAIHATSU MOVE 道頓堀角座」演芸場として復活しました。そして全国のお笑いファンに大阪の松竹芸能ここにありと再認識させてくれました。
私の子供の頃は、大阪では毎日放送が吉本新喜劇をテレビ中継し、朝日放送が松竹新喜劇をトリに落語や漫才を中継していて学校から帰ってからこれらの放送を観るのが、非常に楽しみでした。大阪人、関西人はこどもの頃からこの様にお笑いを叩き込まれているのです。大阪の「のりつっこみ」は子供の頃から身体に染込んでいます。
上方落語では、6代目笑福亭松鶴、3代目桂米朝、3代目桂春団治の落語が非常に面白く私を上方落語ファンにしてくれました。そう言えば初代春団治の唄の歌詞にも角座の名前が出てきますね。
一方ラジオのパーソナリティーとして、笑福亭仁鶴や桂三枝(6代目分枝)が若者に指示されて、私自身も夜中にこっそりとラジオをイヤフォンで聞き思わず笑い転げて、親を驚かせた覚えがあります。このムーブメントが後の明石家さんまや笑福亭鶴瓶へと続いてゆきます。かっての漫才ブームやその後のコンテンポラリー漫才、コントブームもありましたが、
今はバラエティー番組のパネラーで落ち着いているようで、少々不満ですが次々と出てくる新人達に期待します。
落語のほうは、日本各地での落語会や大阪では2006年9月15日にオープンした大阪市北区天神橋の天満天神繁昌亭などで楽しめます。