メジャーリーグベースボールMLBの日本人選手

今や、日本のプロ野球で結果を残した日本人選手がMLBを目指すことが当然の流れになりつつありますね。
2013年の時点で、岩隈・黒田・上原・ダルビッシュ・イチロー・青木ら多くのMLBの日本人選手がメジャーリーガーとなっています。しかも、彼らは皆チームの欠かせない戦力として大活躍をしています。なぜMLBの日本人選手がこれだけ増えたのかと言うと、理由は色々ありますが、大きな理由の1つは野茂英雄選手の存在です。

野茂選手はかつて近鉄に在籍して、日本で大活躍しましたが、日本で契約がこじれてMLBに挑戦することになりました。MLBの日本人選手は野茂が始めてではありませんが、チームの戦力として長きにわたって活躍したMLBの日本人選手は、野茂が最初と言っても過言ではありません。野茂選手が活躍した時代は、まだ日本人選手が大リーグの選手に舌に見られていた時代で、MLBの日本人選手がチームメイトやファンに認めてもらうのは並大抵ではありませんでした。

野茂選手が活躍できたのは、本人の実力はもちろん、周りのサポートや入団したチームに恵まれていた面もあります。それ以降、MLBでシーズン安打記録を作ったイチロー選手や、ワールドリーグでMVPになった松井選手など、日本のプロ野球で超一流と言われた選手たちが海を渡り、MLBの日本人選手として活躍するようになりました。とはいえ、全てのMLBの日本人選手が活躍したわけではありません。成功した人の陰には、上手くいかなかったMLBの日本人選手も当然います。

例えば、日本のプロ野球で素晴らしい成績を残したはずの井川選手や西岡選手は、MLBでは全くと言っていいほど活躍できませんでした。また、2013年の時点では、和田や中島ら一部のMLBの日本人選手が苦戦しています。彼らの実力がないわけではないことは、日本時代の活躍からして明らかです。怪我で身体を故障して思うようにプレーできないなど、思わぬアクシデントに遭遇することもあります。ただ、少なくとも日本で活躍をしていることがMLBでいい契約を勝ち取る最低条件となります。

とはいえ、日本から大リーグの移籍が必ずしもスムーズにいっているわけではありません。ポスティングシステムは日本とアメリカの思惑が交錯し、金銭面で揉めることもあります。実際、岩隈選手や中島選手は交渉が折り合わず、移籍が1年遅れました。少しでも安くMLBの日本人選手を獲得したいアメリカと、メジャーでも活躍できる人MLBの日本選手を安価で売り渡したくない日本チームとの交渉は簡単に行くことはありませんが、互いに折り合うことも大切です。

楽天からの田中選手の活躍に期待したいものです。

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