鯛飯の「鯛の鯛」と日本を代表する小説「路傍の石」について 最初は何をいっているのか、意味が全くわかりませんでしたが、 そう言ってこれを見せてくれました。 これを「鯛の鯛」というそうです。 鯛の骨の一部の姿形が鯛に似ていることから、言われているらしいです。 面白いですよね。普段は切り身の魚を食べることが多いですが、魚一匹お目にかかったときは探してみて下さい。一匹の鯛に大体、2.3個あるようですよ。 さて、最近本棚の整理をしていたところ、山本有三 作の「路傍の石」という本を見つけました。 明治時代、主人公である吾一が困難や試練が立ちはだかりながらも、真っ直ぐ生きていく。という物語です。 この本は私にとって、とても思い出深いものであり、学生時代に国語を担当していた先生から参考図書としていただいたものでしたが、その頃は部活動に毎日を勤しみ、本を読もうとも全く思わず結局1ページも開かず本棚に眠っていました。 何年か経ったある日、祖父と話していたところ、なんとなく「路傍の石」の話題がでました。私が1ページも開いていないことを告げると、祖父は悲しそうな顔をし、「こういう時代も日本にあったということを、現代人にも知って欲しい」と言いました。祖父の話を聞いているうちに、だんだんと読む気が湧いてた私は一気に読み上げることができました。単純ですがね笑 これをきっかけに私は本を読む習慣が身につけ、今ではなかなか時間が取れないこともありますが、出来るだけ読書をすることを心掛けています。 またオススメの本があれば紹介していきますね。 個人的には、東野圭吾などの推理小説が好きですが、こういった日本に古くから知られている山本有三や太宰治、夏目漱石なども、たまにはいいですよね。 |