甲子園夏の高校野球選手権大会の抽選方法、日程とチケット代
全国の高校球児憧れの聖地と言えば、言わずと知れた甲子園球場だろう。 夏の選手権大会は1924年(大正13年)より、春の選抜大会が1925(大正14年)年より甲子園球場で開催されている。この球場は当初から全国中等学校(今の高等学校)優勝野球大会の開催を主目的として建設された。朝日新聞が主催したこの中学校野球大会が評判になり、それまで使われていた鳴尾球場に観客を収容しきれなくなった。 その為、主催者は鳴尾球場を所有する阪神電気鉄道に新球場の建設を提案したが阪神側にもその様な計画があった為、話がまとまった。 球場名の由来は、球場の竣工の年の1924年が十干十二支の最初の組み合わせに当たる甲子年(きのえねのとし)と言う。60年に1度の縁起の良い年だった事からで、正式名称は「阪神甲子園球場」である。当時国内には、参考に出来る野球場が無く、ニューヨークにあったニューヨーク・ジャイアンツの本拠地、ポロ・グラウンズをモデルに設計されたと言われている。 兵庫県西宮市甲子園町1番において1924年8月11日に竣工式が行われた。 近年では2007年の秋に球場のリニューアルに着工し2010年3月に完了した。 名物の内野席を覆う銀傘(ぎんさん)や球場外周の外壁を覆う蔦(つた)も、2000年に高校野球20世紀メモリアル事業の一環として 全国の高校野球連盟加盟校4,170校に配布され、今も育成が続いていて、生育状態の良い苗から再植栽され始めている。 また1985年に阪神タイガース球団結成50周年を記念してライトスタンド内に開設された 「阪神タイガース史料館」を全面改修に伴ってレフトスタンドの下へ移転し甲子園球場にまつわる様々な貴重な資料が展示され「甲子園歴史館」と改称した。一見の価値ありで、甲子園球場に行ったら一度訪れてみては如何でしょうか。 グラウンド面積は約13,000平米、両翼は95m、中堅は118mでドーム式でないオープンエアー方式の日本最大級の球場である。 人工芝は内野スタンド沿いだけで、内野は黒土、外野は天然芝を使いその保護育成は、土も含めて阪神電鉄の子会社 阪神園芸 が細心の注意を払い行っている。 雨後の水はけの良さは素晴らしいものである。 2013年の夏の甲子園高校野球大会(全国高校野球選手権大会)は、8月8日から15日間の日程で開催されます。出場校は49校で組み合わせ抽選会は、8月5日16:00から大阪市北区のフェスティバルホールで行われます。そして今年から組み合わせ抽選に変更がありました。1995年の大会以来3回戦までの組み合わせを決めていたのですが、これを以前の方法の、その回戦ごとの抽選方法に戻すことになりました。8月5日の抽選では初戦だけが決まります。その後の抽選は1回戦の各試合終了後に甲子園球場で行われます。 チケット代は次の通りです。ボックス席券は、一塁と三塁席上段に27ボックスが用意されていて、4人席が8,000円と9,000円の2種類、5人席が10,000円、11,000円、13,000円の 3種類あります。当日券は中央特別自由席が2,000円、両翼の特別自由席は大人1,500円子供600円、アルプス席は600円で、外野席は無料です。熱中症対策を十分にして行きましょう。 今では、高校野球やプロ野球の阪神タイガースのフランチャイズ球場で野球の殿堂であるが、毎年12月の第3日曜日に日本大学アメリカンフットボール選手権大会の決勝戦「パナソニック杯毎日甲子園ボウル」が開催され、これも大変人気がある。 しかしプロ野球、特に阪神タイガースのファンや高校野球ファンには、日本全国どこに住んでいてもやはり野球の聖地である。 そして阪神タイガースの守り神として多くのファンに親しまれているのが素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)です。 甲子園球場の西側に隣接していて、阪神タイガースの選手やファン、高校野球関係の必勝祈願者が多く、「甲子園神社」「タイガース神社」とも言われている。 勝ちあがり守りやボール型、ベース型のお守り、タイガース絵馬などがある。
タイガース絵馬の取り付け風景 すさのお神社 甲子園球場は、今まで多くのヒーローを世に送り出してきたが、これからも野球の聖地として永遠に存続し、多くのヒーローを送り出して行くことでしょう。 |