大阪の地名の読み方と由来について

全国でも読めない地名や読みにくい地名という場所が多くあります。
ここ大阪府大阪市だけでも結構な数の読めそうで読めない地名というものが多くあります。そんな大阪市の読めない地名を紹介して行きます。
まずはじめに大阪市は、区で区切られております。そんな区の後に続く街名での読めない地名になります。まず始めに「大阪市北区天満」この天満これは、「てんま」と読みます。有名所で北野天満宮があります。その天満です。続いて「大阪市淀川区十三」この十三は、初めて見たかたは、「じゅうさん」「とうさん」などという方がいますが、これは、「じゅうそう」と言います。阪急電鉄では、この十三駅で神戸、宝塚、京都との分かれ道の駅になります。その由来は諸説あるようですが、昔ここにあった淀川の渡しが摂津国において上流から13番目であったとする説があります。
また淀川のある街でもある大阪市東淀川区柴島の柴島は、普通に「しばじま」などと言ってしまいますが、これは、「くにじま」と言います。珍しい地名です。
大阪市鶴見区放出の放出は、これを読める初めての方はかなり少ないかと思います。「はなてん」と呼びます。ひとつの説としては、古代の大阪は内陸部が湖となっていて、この地付近で湖水が旧淀川への放出口となっていたことから、水の「はなちてん」がなまって「はなちで」を経て「はなてん」になったと言われています。
大阪市東住吉区杭全の杭全は、「こうぜん」と呼ぶ方が多いかと思いますが、「くまた」と言います。これも珍しい地名です。地名の由来は付近を流れる川の氾濫を防ぐため、杭を打ち、全て打ち終わったことで杭全になったと言われています。
大阪市中央区松屋町の松屋町は、簡単かと思いますが、実は違うのです。「まつやまち」ではなく「まっちゃまち」と言います。単に早く言ったような地名でおもしろいです。大阪市平野区喜連瓜破、これは「きれうりわり」と言います。まったく連想出来ない読み方です。大阪市東住吉区住道矢田、「すんじやた」と読みます。ここまで来たらまったくわかりません。大阪市鶴見区茨田、これは、「いばた」では無く「まった」です。大阪市中央区馬場町は、「ばんばちょう」「ばばまち」と間違える方が多くいます。大阪市西区本田は、「ほんだ」では無く「ほんでん」大阪人としてもまったくわからない地名もあったりします。他にも色々と大阪市内だけでも多くの読めない地名が沢山あります。例えば、御幣島(みてじま)中茶屋(なかのちゃや)安立(あんりゅう)河掘口(こぼれぐち)鴫野(しぎの)帝塚山(てづかやま)このようにまだまだありますが、本当難しい地名が多くあります。また大阪市以外の大阪府内でも多くあります。これら大阪の読めない地名を一度調べてみたりするのも面白いかと思います。またどんな街なのか一度見学行くのもそれは別の意味で楽しいかもしれません。

もちろん全国にも、もっともっと珍しい読み方の地名は、沢山あることと思います。調べて見るのも面白いですよ。

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