造幣局 桜の通り抜けと局内見学 アクセス案内


大阪の名所は数多くありますが、独立行政法人の造幣局も名所です。
造幣局は、本局が大阪にあり、支局が東京と広島にあります。大阪の造幣局は、大阪駅から電車や地下鉄で数駅ぐらいの位置にあり、比較的アクセスは良いです。
この造幣局が名所として有名である理由のひとつは、桜の通り抜けです。桜の通り抜けは、大阪のお花見スポットの中では特に有名で、南側から北側への一方通行で見学するため、通り抜けと呼ばれています。この通り抜けが始まったのは、明治16年といわれており、当時の局長が「役人だけがお花見をするのはいけない」としたことが発端とされています。この造幣局の桜は、大阪が空襲にあったときにその多くが焼失してしまいましたが、その後職員が多品種の桜を集めて桜並木が復元されました。

毎年4月中旬ごろに通り抜けの一般公開が行われ、期間中は毎日多くのお花見客が訪れています。桜の取り抜けは、公開期間中は夜9時ごろまで行われており、日没後にはぼんぼりなどでライトアップされており、とても美しい桜を鑑賞することができます。

お花見の際には、売店で硬貨の形をしたせんべいが売られており、お土産としても大変人気があります。このせんべいは、大阪だけでなく東京でも販売されています。この

大阪の造幣局は、桜の通り抜け以外にも構内に工場と博物館があります。工場は予約が必要ですが、見学することができます。工場見学では、貨幣の製造工程を専用の通路からガラス越しに見学することができ、ガイドさんの説明を聞いたりビデオを見たりすることができます。桜の通り抜けの期間には見学が休止されるので開催日などの詳細についてはホームページを確認したり、問い合わせたりした方が良いです。博物館は、予約の必要はありませんが、こちらも見学できる日時をよく確認した方が良いです。工場見学も博物館見学も無料ですので、興味がある人は一度行ってみてはいかがでしょうか。
独立行政法人造幣局ホームページ http://www.mint.go.jp/


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また、大阪の造幣局がある天満のあたりには他にも有名なスポットがあります。例えば、大阪のホテルの中でも有数の帝国ホテルや落語などの寄席を楽しむことができる繁盛亭が近くにあります。さらに、直線では日本一長いとされる天神橋筋商店街も近くにあります。この天神橋筋商店街は、南北に約2.6kmの長さであり、約600店舗の店がお店が並んでいます。大阪の造幣局へお花見や工場・博物館見学に訪れた際には、これらの他の名所も合わせてオススメです。

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