2014年 天神祭奉納花火 見どころ 日程 アクセス
今年も大阪の夏の恒例神事「天神祭り」の時期が近づいてまいりました。
7月23日に1981年からはじまった通称ギャル神輿(天神祭女性御神輿)で賑やかに始まります。
7月24日が宵宮で7月25日の本宮では毎年恒例の陸渡御。これは船渡御の乗船場までを3000人もの行列で練り歩きます。催太鼓を先頭に猿田彦、神鉾、地車、獅子舞、稚児等が
行列をなして行き、最後に神輿が通ります。
そして乗船場に着くと、船渡御に参加する講社と呼ばれる団体が船に乗り込み、
大川を2時間余りかけて登り下る船渡御の始まりです。
それは誠に賑やかでありながらその格式と聖賢あらたかな神事で誠に心持の良い難波の誇る一大イベントです。
そしてクライマックスが4000発が打ち上げられる奉納花火です。まずは天神様に因んだ花火で
梅鉢模様に花開く紅梅がみごとで、続々と続く様々な仕掛け花火も工夫がされています。良い場所で見ると頭上に花開くその幽玄の世界に時を忘れて観入ってしまいます。人気のビューポイトは、大川東側の桜ノ宮公園とJR東西線大阪城北詰駅前周辺ですが、都島橋と飛翔橋の両岸当たりが穴場だそうです。
そして22:00に宮入り・還御祭で皆が天満宮に戻り、催太鼓と共に大阪締めを行います。獅子舞が四方清めと本殿へ走りこみ、その後還御祭が本殿で斎行されて祭りの終わりと締めくくられます。
この天神祭りと言えば、全国の天満宮で菅原道真の命日にちなんで開催される縁日ですが、 この大阪天満宮の天神祭りは縁日の規模を大きく超えた規模のイベントで実に1000年以上も続いています。
そして京都の祇園祭、東京の神田祭とあわせて日本三大祭りのひとつに数えられています。
毎年130万人もの人がこのおまつりには詰めかけます。
(日程)
7月24日 7:45 宵宮祭 (よいみやさい)開始
8:50 鉾流神事(ほこながししんじ)でお祭りの幕が切って落とされます。
7月25日奉納花火が19:30から20:50に掛けて行われクライマックスと成ります。
22:00に宮入り・還御祭
(アクセス)
大阪市営地下鉄谷町線南森町駅 4-B出口、(JR大阪天満宮の3出口)
大阪市営地下鉄堺筋線南森町駅 4-B出口、(JR大阪天満宮の3出口)
JR東西線大阪天満宮駅 2出口、3出口
大阪天満宮公式サイト
http://www.tenjinsan.com/tjm.html
【 住所 】 大阪市北区天神橋2-1-8
【 電話番号 】 06-6353-0025
【 拝観料 】 境内無料