東大阪の初詣に石切劔箭神社 アクセス
東大阪市民にとって馴染み深い神社としては、大阪府東大阪市にある石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)があります。
古来より河内郡の式内小社で「石切さん」「でんぼ(腫れ物)の神様」として親しまれています。近鉄奈良線の石切駅から参道が続き、屋台や様々な薬の店などが並び、子供心には不思議な別世界の様に感じました。今では昔ながらのお店に混じって占いの館などが目を引きます。
この神社は、
本殿前と神社入り口にある百度石の間を行き来するお百度参りが有名です。
創建年代は、火災により社殿及び宝庫が悉く消失した為、はっきりしませんが、 代々の社家「木積」家には、皇紀2年に生駒山中の宮山に可美真手命が饒速日尊を奉祀されたのを神社の起源とし、崇神天皇の御世に現本社に可美真手命が奉祀されたと伝わっています。
現在確認できる文献では、日本三代実録(巻十一)に「貞観7年9月22日に河内国正六位の石切劔箭神社従五位下を授く」との記述がみられますし、
延喜式神名帳にも「石切劔箭命神社二座」と記されています。
宮山の地にあった祭祀の場は、いつの頃か今の場所に遷され、さらに明治38年には現在の本社本殿に合祀されました。
その後も、上之社のあった土地は、奥の院として信仰を集め、いよいよ再興の気運が高まり、昭和7年に解体保存されていた本社の旧本殿を上之社に移し、昭和47年に再興が成就しました。
祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)
可美真手命(うましまでのみこと)饒速日尊の御子
「石切大明神」と総称される。
(アクセス)
●電車
近鉄けいはんな線 新石切駅から徒歩7分。
近鉄奈良線 石切駅から徒歩15分。
●自動車
阪神高速東大阪線水走出口から
国道308号線にはいり近鉄新石切駅からすぐです。
(行事予定)
12月31日
大晦神火祭 ・ 年越大祓式 ・ 除夜祭
1月 1日
年頭修祓式 ・ 歳旦祭
所在地 東大阪市東石切町1-1-1 ℡072-982-3621