宝塚市の清荒神清澄寺は真言三宝宗の大本山です。アクセス
兵庫県宝塚市にある清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)は、真言三宝宗の大本山です。
896年(寛平8年)に宇多天皇の勅願寺として静観僧正により建てられました。
鎮守社として三宝荒神社があり、竃の神の荒神などを祀る神仏習合から「清荒神清澄寺」の名称になっています。
本尊は大日如来で、国の重要文化財に指定されています。
清荒神清澄寺のWEBサイトに、
「清荒神清澄寺は平安時代の初め、宇多天皇の創意による理想の鎮護国家、すなわち諸国との善隣友好を深め戦争のない平和社会、万民豊楽の世界を開く勅願寺の一つとして創建されました。天皇は讃岐国の名工、定円法眼に命じて曼陀華の香木で本尊大日如来像を刻ませ、寛平8年(896)に、叡山の高僧静観僧正を迎え、開山の祖としました。」
とあります。
1975年に画家富岡鉄斎の作品を集めた鉄斎美術館が設立されました。
近隣地域では、「荒神さん」と呼び慣わされ、かまど神の一種として、ここで受け取ったお札を台所の神棚に祀るなどの信仰が根付いています。
門前の緩やかな坂道には、屋台を含め200近い店舗が軒を並べてお正月の雰囲気
を醸し出しています。
【所在】
〒665-0831 兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 TEL 0797-86-6641
(アクセス)
阪急宝塚線 清荒神駅 徒歩20分(駅前より山門まで、店舗と露店が約200軒並ぶ)
年末年始と1月の土日祝日は、宝塚駅・歌劇場前より阪急の臨時バスが参道入口(駐車場)まで運行。パークアンドライドのため。
駐車場:有り。ただし、大晦日から正月三が日と1月の土日祝日は交通規制がしかれ、周辺は車の乗り入れが出来ないので、宝塚駅近辺の駐車場を利用すること。
2009年2月からは、宝塚~清荒神駐車場まで、日曜祝休日に限り6往復運行。