大阪天満天神宮 てんま天神梅まつり 日程 アクセス
毎年梅の見ごろとなる頃に大阪天満宮で「てんま天神梅まつり」が開催されます。
盆梅の古木や銘木、円山応挙作の絵画や、同宮所蔵の宝物「天神画像」などの名宝の展示や能楽、講談、神楽などのさまざまな催しやオープンカフェなどを楽しめます。
開催期間2014年2月15日~3月9日
交通アクセス:JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3分
主なイベント:盆梅と名宝展/9:30~16:00
※2月16日・3月1日は19:30まで入場受付、20:00閉場 .イベント料金拝観料が必要/大人500円、
小人(小学生以下)300円、幼児無料
問合せ先大阪天満宮 〒530-0041 大阪市北区天神橋2丁目1番8号
℡06-6353-0025 .HPhttp://www.tenjinsan.com/
藤原道真は、藤原時平の陰謀によって大臣の地位を追われ、大宰府へ左遷され、道真は延喜3年(903年)失意の内に大宰府で亡くなりました。
彼の死後、都で疫病の流行や日照りが続いたり、醍醐天皇の皇子が相次いで病死するなど災いが続き、さらには、平安京の内裏における殿舎のひとつ清涼殿が落雷を受け多くの死傷者が出ました。
これらが道真の祟りだと恐れた朝廷は、道真の罪を赦すと共に贈位をして魂を鎮めようとしました。
清涼殿落雷の事件から道真の怨霊は雷神と結びつけらました。元々京都の北野の地には火雷天神という地主神が祀られており、朝廷はここに北野天満宮を建立して道真の祟りを鎮めようとしました。そして道真が亡くなった太宰府にも墓所の地に安楽寺天満宮、のちの太宰府天満宮が建立されました。また、949年には難波京の西北の鎮めとされた大将軍社前に一夜にして七本の松が生えたということもあり、
勅命により大阪天満宮(天満天神)が建立されました。
天神様の祭神である藤原道真が京の都を去る時に詠んだ「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と言う歌を詠みました。
その梅が、京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅伝説」もあり。梅と天満宮は非常にゆかりの深いものと成りました。